漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

いい?あなたは世界の中心じゃないの!

こんにちは。

昨日書こうと思ってたのに寝落ちしましたりょーごくです。

最近は異常気象のごとく暑いから、ますますはかどっちゃうわ漫画読み。

 

今日の一節は、桑原太矩先生の空挺ドラゴンズという作品から。空に飛行船を繰り出して、天高く暮らす「龍」を捕まえて食べる、という超新感覚のドラゴン・グルメ漫画です。龍肉とかいう全くなじみのない食材の捕り方、保存の仕方、さらには各料理のレシピまで細かく載せてくれています。この独特な世界観、ハマる人はハマります。

 

さて表題のセリフについて。ネタバレしない程度に、、、頑張る。

龍を捕らえる主人公達の飛行船「クィン・ザザ号」の乗組員のひとりが実はとんでもないお嬢様だと発覚。船を下りて家に帰るか、このまま周囲の意思に背いて龍捕りを続けるかの二択を迫られます。苦悩する彼女に、幼なじみが放った一言。

 

「いい?あなたは世界の中心じゃないの!あなたがいなくなったって世界は勝手に回るわ!だから あなたは自分のために生きていい。」

 

事の顛末はぜひ原作を読んで頂くとして、すごく現代人には刺さるかもしれないセリフ、、、。

人は誰しも物事のすべてを自分を中心に考えます。これは当然。でもそこから広がって、「周りの人々も私を中心に考えてる」なんて錯覚に陥りがちです。ちょっと考えればわかりますが、周りの人々だってそれぞれ自分を中心に考えてるに決まってます。自分が主人公なのは自分の人生だけ。他の全ての人々から見て、自分は脇役のひとりに過ぎません。

でも中々そう思うのは難しくて、「周りの皆が私の悪口を言っている」「私がいないとこの組織は回らない」なんて思って悩んで、追い詰められる人も少なくない。ある種の、肥大化しすぎた承認欲求や責任感とか呼ばれるモノが顔を出す、、、

俺の周りの人々が俺のことばっか考えて生きてるだろうか。そんなワケがないです。誰もがみんな、それぞれの人生を生き抜くことで精一杯です。

何かをやろうにも、周りの目や評価が気になる?そんなことこそ、ド派手に上手くいってからはじめて気にすればいい。失敗しても恥かいても、それすら周囲の人々の目には映らないモンです。

 

他人の人生において、ほとんどの場合自分はきっと替えがきく存在。だって振り返ってみてください。俺たち今まで色んな人との別れを繰り返してきて、色んなモノを失ってきて、それでも当たり前のように今がある。

だけど、一個だけ絶対に替えのきかないものがある。それは、「自分の人生を生きる自分」。絶対的な主役ですから。時には人には迷惑かけたっていい。常識のレールから転げ落ちたっていい。もちろんわがまま放題で生きていくのは難しいけど、存在しない他人の目なんか気にして自分を抑圧しすぎたって仕方ないです。

 

良い意味で自分を過小評価して、ラクに生きてきましょう!

でも、自己肯定感を自分で持つことも忘れないで。

りょーごくでした。

 

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