漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

神様か何かが...いや、みんながだな

こんばんは。先日のドイツ戦に続き、スペインからも大金星を挙げた日本。最高だ。最高だ。まだ眠れない夜が続く。はい、りょーごくです。最近はサッカー、漫画、サッカー、漫画の繰り返し...笑

 

今日の作品は、まあ漫画好きを名乗るなら一度は読めとよく言われる、天才石黒正数先生の「それでも町は廻っている」です。同作者の現在連載中の「天国大魔境」のアニメ化が決まったので、その記念に。

それでも町は廻っている・通称それ町は天真爛漫な少女、嵐山歩鳥を中心にした様々な出来事を描くいわゆる日常モノの一つ。ですが、絶妙にSF要素を混ぜ込んだテーマや、ラブコメからホラーまで幅広く振れる作風、読者の誰もが中盤まで気づかないある仕掛けなどから、その構成に高い評価を受けとります。そしてたまーにとっても素敵なメッセージ性が練り込まれたエピソードがあるのも魅力の1つ。

今日はそんな中から一節を。

突如夢見たいな世界に連れて行かれた主人公・歩鳥。その前に現れた謎のロボットみたいな奴に告げられた、「明日、歩鳥の知り合いを含むたくさんの命を奪う大型台風が来る。しかし、歩鳥がここであるスイッチを押せばその台風を消滅できる」という唐突な事実。しかし、そのスイッチは台風と同時に歩鳥の存在そのものも消してしまうという。存在自体をなかったことにするので、当然歩鳥が感謝されることはおろか、彼女の認識さえ他の人たちからは消えてしまう。普段は爛漫に突き進む歩鳥も、さすがに頭を悩ませる。悩んで悩んで、歩鳥は一つの結論を導き出す。

 

「こりゃあこの時のために、短くてもたくさん楽しくしてくれたのかもしれないなぁ・・・神様か何かが・・・いや、みんながだな!!」

 

そしてスイッチに手を伸ばす歩鳥。結末はぜひそれ町16巻を詳細ッス。

 

この話自体は突拍子もなさすぎて現実でどうこうってことは何もないけど、ここまでそれ町を読んできたひとはおもわずうるっとくるシーン。歩鳥はやっぱりこういう子なんだよなあ...

特に何か優れているわけではないけれど、なぜか周りに人が集まってくる歩鳥。周りの子達も、なんだか良い子が多いんだよね。「類は友を呼ぶ」なんて言葉があるけれど、ある程度は真実のような気がする。ゲーム好きの奴の周りにはゲーム好きが来たり、ネットビジネスをTwitter で吹聴する人にコメントしてる人も同業者だったり。そして良いやつの友だちは、やっぱり良いやつだったり。しますよね。

 

まあアニメでありがちな自分の命と世界の命運を天秤にかける場面に、我々が遭遇することは多分ないけども。たとえ自分の命が短かったとしても、笑って周りに感謝して死んでいける、そんな日々を積み重ねていきたい。

 

スイッチを押す役は俺に任せてくれていいですぜ。りょーごくでした。

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