好きなことは趣味でいい これは
こんばんは。お久しぶりになってしまいました。りょーごくです。
最近はますます漫画を読む毎日です。ですのでね、このブログも漫画紹介みたいなこともゆくゆくはできたらいいななどと思ってるわけです。マジで、ゆくゆくはの話ですが。
さて、今日は、紹介も必要ないほど有名になった美大受験熱血スポ根漫画「ブルーピリオド」から!数々の名言を残していくこの漫画の第一巻から!俺自身もこの一巻はめっちゃ読み返したなあ...
何でもそつなくこなして、誰からの期待にもきっちり応える主人公・矢口矢虎。勉強も人付き合いも問題なし。なのにどこか空虚感が否めないのも、また事実。共感できる点も多いであろうこのキャラクターに、ひょんなことから「美術」の楽しさを伝えてくれる佐伯先生。「絵なんかガチっても将来どうすんの?」と疑問を投げつける矢虎に、佐伯先生は言う。
「好きなことは趣味でいい これは大人の発想だと思いますよ。」
矢虎にも、読者にも、ずっしりと、だけどどこか爽やかに刺さる一言。
誰にでも当然、好きなもの・好きな事って言うのは小さいときからあって。でも、それで食べていける人々なんていわゆる「天才」と呼ばれる極一握りの人だけだから、好きを人生の狭いところに押し込めて、趣味として扱う。こういう人は多いですよね。無論、今の俺もです。
別に悪いことではないと思うけど、「好き」はやっぱり自分にパワーやエネルギーをくれるものですから、ここの優先順位をガリガリ落としていっては、そりゃ気力もなくなってくワケですな。でも、仕方ない。好きなことを突き詰めていったとして、それで喰っていけなければ意味がないから。・・・はて。意味とは。・・・ここからはまあ、好きなように解釈して、定義するしかないですね。
先生はこうも言っています。
「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置くのって普通のことじゃないでしょうか。」
たいていの大人が、これを普通とは言えないんじゃないでしょうか。だからこそ、いわゆる「天才」との分岐も、ここにあるのかもしれません。好きなことを見つけて、それと人生相乗りする勇気が持てるかどうか。天才ってのは、社会を不安なく生き抜くことより自分の好きを選んだだけの、大人になれなかった子どものことなのかもしれないですね。
たいていの人が超えることを諦めるけど、覚悟さえ持てば飛び越えられるハードル。ハードルの向こうにもこっちにも、探せばいくらでも幸せは転がってると思うけど、あとはもう飛ぶかどうかを選ぶだけ。
別に美術に興味がなくても、自分の人生で、好きなことがある人、好きなモノを忘れつつある人に、読んでほしい一冊です。できれば大人になりきってしまう前に!!
マキのキャラデザ大好き。りょーごくでした。
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