余計なことを考えていいのよ
こんばんは。りょーごくです。
夏アニメが始まったようですがさっぱり追いつけていません。
今日紹介したいことばは今現在絶賛アニメ放送中の「シャドーハウス」から。この作品は、顔の無い貴族”シャドー家”の令嬢・ケイトと、彼女に仕える”生き人形”エミリコを中心に、奇妙な館での日々を描くゴシック・ミステリー・ファンタジーといったところです。可愛さと不気味さが同居した独特の雰囲気にハマること間違い無しです!
今書いてて気づきましたが、今回の台詞ガチガチに先の展開のネタバレするのでシャドーハウスアニメ勢の方とかいたら見んといてくださいね(;゚ロ゚)
さて、改行もそこそこに。館の謎を探るケイト。様々なことが分かっていく中で、実はエミリコは造られた生き人形…などではなく、れっきとした人間であることが発覚します。ずっと人形として、いかにケイトを支えるかということのみを生きる意味としてきたエミリコは、突然明かされた事実に、さらに脳内で目覚めようとする記憶のかけらに、深く苦悩します。そんなエミリコに、ケイトがかけた言葉。
「余計なことを考えていいのよ 貴方は人間なんだから」
集中することが苦手で、日々余計なことばかり考える俺にはめちゃくちゃ刺さる…
まあ資本主義の世の中ですからね、求められる「実績」とか「結果」ってモンがあって、それに直接つながるものこそが大事で、それ以外は大抵余計なものと言われがち。でも、余計と思われることに、人間らしさが詰まっているのかもしれないですね。そりゃあもちろん、効率も結果も大事だけど、人のために、あるいは自分のために、無駄な遠回りや間違った選択肢を行けることこそ、人間の美しさじゃないでしょうか。無駄も余計も完全に無くなっちゃったら、それこそ機械と一緒になっちまうよォ。
余計なことを考えたり、無駄なことをしている時間こそ、ある意味人間らしく生きていることの証明。俺たちは”人形”じゃなくて”人間”だから。
そりゃあ余計なことばかりでも困るけど、たまにはいいものです。肩の力抜いていきましょう。常に最短距離だけ進めるほど、俺たちはタフじゃないから。
いいのよ、いいの。りょーごくでした。
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