漫画とアニソンのある生き方。

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夢を追うだけならもう少し楽なんだろうけど

こんばんは。最近連勤続きのりょーごくです。

ご機嫌いかがですか。

 

さて今日は、俺が愛してやまない隠れた名作の筆頭、柳沼行先生の「ふたつのスピカ」から。実はアニメ化、実写化もしている作品なのよ。

もう何回読み返したかワカランほど大好きな作品。ロケット墜落事故で母親を失った小さな女の子・鴨川アスミが、宇宙飛行士の幽霊に導かれ、自らも宇宙に行くことを目指すハートフル&宇宙学園成長物語...でしょうか。もうとにかく傑作です。これ以上に言えることは無い...今日はこの作品から引用。自分でも待望でした!

このセリフを言ったのはアスミの友達の一人、鈴木秋(しゅう)くん。高校生とは思えないほど達観した、飄々とした良い奴です。皆思い思いに夢を目指し、時に挫折し、時に悩み、時に大きな壁にぶち当たる中で、ふとつぶやいた言葉。

 

「夢を追うだけならもう少し楽なんだろうけど 生活することからは逃げられないからね」

 

どちらかと言えば、夢を見ることを大きく後押ししてくれるこの作品において、このセリフは急に首筋を冷やされたような感じ。

 

夢っていうのはもちろん誰にでもあって、大きなパワーをくれたりする。夢が現実的な目標になってそこに向かって突き進むひともいれば、途方も無い大きな夢をたまーに妄想する、なんて人もいる。まあいずれにせよ、夢を叶えた自分のことを想像しているだけで、時間はあっという間に経つし、少し元気も出てくるというもの。しかも、夢を叶えた奴はもちろん、夢を追っている奴もかっこよく見えてくるから不思議。

誰しも一度くらいは、ひたすらに夢を追う人生に憧れたことがあるんじゃないでしょうか。だけど大半の人は大人になるにつれてそういうことは無理だと悟って、現実に折り合いをつけていく。やがて夢なんて概念をも忘れていく。そうしないと日々の生活を営むことさえ出来なくなるもんね。

でももしかしたらそういう人も、生活の不安を無くしましたよ、って言われたら、今からでも夢を追ったりするのかな。宝くじにあたったり、土地をもらったりしたら、どうなんだろう。別にお金の問題だけじゃ無いのかもだけど。こればっかりは人それぞれか。

たいていの場合無茶な夢を追うって事は、危険の少ない安定した生活ってのを捨てることとの二者択一になるのかな。しかもどっちが正解とか無いから、迷うよね。夢を追うなら、他人がふつうに持っているものを失う恐怖を背負って歩かなきゃいけない。決して楽なことじゃないけど、自分の夢にそこまでする価値があるのか?答えは自分にしか出せないから、ここは自分で踏ん張るしか無い!

 

俺はやっぱり、まだまだガキだから、色んなものを削り取られてでも、自分だけの夢を追ってみたい。それこそ、命の危機が迫るほど生活がボロボロになるくらいになるまでは、歩いてみたい。夢というきらびやかな所につきまとう大きな影も、踏ん張って背負い込みたい。この文章をいつか見返すときのために、ここに記しておこう。俺の初心。

 

今回マジで文章とっちらかりすぎた...(;゚ロ゚)

とりあえずふたつのスピカオススメです。

りょーごくでした。

 

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