漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

人間の寿命はどうせ短い。死に急ぐ必要もなかろう

はいこんばんは。りょーごくです。

最近の勤務激務すぎて大変ですね、まあもう少しすればまた風向き変わると思うんですが。さて今日は、割と有名なセリフをね、ご紹介ね、しますね。

出典は日本人ならタイトルくらいは多分聴いたことのある、荒木飛呂彦大先生の、「ジョジョの奇妙な冒険」から。もう今となっては押しも押されもせぬ日本が誇る名作漫画の一つでございます。この漫画は厳密にはいくつかに物語が分かれていて、その中でもこのセリフは第2部「戦闘潮流」よりの出典でございます。

このセリフは主人公ジョセフ・ジョースター(略してジョジョ!)の宿敵であり、「柱の男」という何千年という時を生きる種族の戦士、ワムウの言葉。

 

「人間の寿命はどうせ短い。死に急ぐ必要もなかろう。」

 

主人公ジョセフが無謀な戦いをワムウに挑もうとした刹那、彼の実力不足を見抜いて言い放ったこのセリフ。現実にこのような場面はあまりないけど、現実の我々の心をフッと軽くしてくれるような、そんな言葉。少なくとも俺は、そんな気がする。

 

現代の我々は、長生きすることはもう当たり前になってきて、もうその先の、どうすれば老後が不安なく暮らせるかとか、後世に財産を遺せるかとか、そんな次元の生き方に突入してる。基本的に自分が死ぬという可能性を考慮しない分、なんだか人生をとても長いもののように考える人が多いんじゃあないでしょうか。だからこそ、大きな壁にぶつかったり、先が見えなくなった時に、生きる選択肢を諦めてしまいそうになる人もいる。

 

俺は、俺はさ、環境にも恵まれてきた方だと思うし、有り難いことに友達もいて、あんまりストレスとかもない生活を送ってる、気がする。(給料や休日は少ないけど、まあそれはそれ。)死にたいって思ったこと、多分ない。だから、苦しみゆえに生きるか死ぬかの岐路に立ってしまおうとする人に、「生きてりゃ良いことあるよ。もう少し頑張ろうぜ。」なんてきっと言えない。家庭環境とかいじめとかパワハラとか、いわれのない苦境にもがく人に、俺の好きな「人生は自己責任論」なんて振りかざせない。人に甘えるだけ甘えてのうのうと暮らしてきた俺の言葉なんて、誰かに響くのか?と、たまに考える。

 

だから、今日は、精神論ではなく、厳然たる事実だけ述べます。

「人は必ず死ぬ」

俺もあなたも死ぬ。幸せなひとも、優秀なひとも、お金持ちなひとも、エラいひとも、普通のひとも、悪いやつも。悠久の時の中で、まあまあさっさと死んでいく。

俺は仕事柄ご年配の方に接することが多いんだけど、年を取れば取るほどに、感じる時間は短くなっていくらしい。物凄いスピードで日々が過ぎ、やっと、自分の人生が永遠ではないことを知る。

誰もが死ぬけど、いつ死ぬかも、死ぬ順序も、死に方も、誰にもわからない。それでも、そう遠くない未来に死ぬことだけはもう、運命なんです。そう考えると、自分の足で頑張らなきゃいけない/頑張れる時間って、そう長くないわけで。ショートカットするほどの距離でも、ないかもよ。大きな失敗や挫折をして、他の奴らより早く、派手には歩けないかもしれないけど、まあ全員にゴールは必ずあるわけで。

死に急ぎたくなるときほど、「生きる」って事に対して、ほんの少しだけテキトーに、気楽に向かい合うってのは、どうですかね。俺が言っても説得力ないかもだけど、一応ひとつの選択肢として、もし良かったら、使ってみてください。

 

ほんとうに難しい話です...

りょーごくでした。

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