漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

道草を楽しめ。大いにな。

こんにちは。りょーごくです。

ホンマは朝早くから書こう思ってたのに、気づいたらこんな時間に。

 

今日備忘録に書き留めておきたい一言は、みんな大好きHUNTER×HUNTERから、もうどうやら4年近く休載してるらしく、たまーに連載再開!?ってことでトレンドに上がるくらいしか話題にならなくなっちゃったけど、途中までのクオリティはマジで本物。念能力なんかは、バトルシステムの完成形なんて言われるくらい人気作品。ただ、ジャンプらしからぬグロテスクなシーンがほんと多いので、そこは注意。

俺は漫画にはざっと2種類あると思っていて、ひとつはとにかくストーリーや構成を面白くして、100%エンタメとして楽しめる漫画。もうひとつは大筋の話の中で、随所にキャラが作者の考えを代弁したりして、作者のメッセージを伝えるある種エッセイ的な役割も果たす漫画。俺は漫画に価値観とか影響受けちゃうタイプだから、手元に置いて何度も読み返しちゃうのは後者かも。

ハンタは前者だと思ってたので、だからこそ突然大ゴマで出てきたこの台詞が印象に残ってます。この台詞を言ったのはジン=フリークスという、主人公ゴン=フリークスの父親に当たる人物。ハンタの物語はゴンが世界のどこかにいる有名ハンター、ジンを捜すためハンターを目指すところから始まりますが、その物語に1つピリオドを打つシーンとなる再会の場面での一言。

 

道草を楽しめ。大いにな。ほしいものより大切なものが きっとそっちにころがってる。

 

初見でシビれたのを今も忘れない。このジンという男は、一流ハンターとして大きな権力や名誉を与えられながら、それらに何の興味も持たずに、まだ見ぬものを目指してほとんど身一つで放浪しています。多分世間一般から見たら、相当「変わってるヤツ」です。居場所すら定まらないジンですが、自分の中での芯がぶれることは一切無い。「大切なものは ほしいものより先に来た」こういう男だからこそ、どこでも生きていける。

 

ほしいものも、大切なものも、十人十色。でも、たいていの場合、ほしいものは「手に入れるか、そうでないか」だけど、大切なものは「気づけるか、気づけないか」だと思います。大切なものってのは、どんな状況にいたとしても俺たちのすぐそばにあるのかもしれません。あとはそれに気づけるかどうか。

俺ももちろん、ほしいもの・なりたい自分というのがあって、んで今がおおいにそこからハズレたところにいる自覚はある。お金とか、コロナとか、いろんなものを言い訳にして今、ほしいものとは全然関係ない仕事をしてる。こんな言い方は失礼にあたるけど、俺が目指す道においては、いまはもしかしたら「道草」なのかもしれない。

 

でも、このことばに出逢ってから、どんな道にいたとしても、ただ下を向くだけではなくなった。俺の周りには変わらず大切なものがあって、俺の身の振り方次第でどんな状況だって楽しめる。得るものがある。無駄な経験なんてものは存在させない。

そういう風にしていたら、知らないうちにほしいものにだって少しずつ近づいているものです。きっと。

 

あなたもどうせ横道に落ちてしまったと思ってるなら、思いっきり全身で歩いてやりましょう。道草を片っ端から喰らい尽くしてやりましょう。そっちの方が楽しいかもしれないから。そしたら俺たちもいつの日かハンターになれるかも。

 

クセになってんだ 更新忘れちゃうの

りょーごくでした。

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