漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

未熟なことは 罪ではないのに

こんにちはっりょーごくです。

 

今日も書いていきましょうかい!

 

今日はアニメ化が決まったことでさらに盛り上がっていくだろうと予想される名作、白浜鴎先生の「とんがり帽子のアトリエ」という作品から。ひいき目抜きに、画力だったら現状全マンガ含めてもトップクラスに入るのでは?という作品。一つ一つの描写が息を呑むほどに美しいです。

魔法を使う魔法使いが人間と共存している世界。早く一人前にならなきゃと、焦って無茶ばかり試みる弟子のひとりに、魔法使いの師匠がふとこぼした一言。

成長を急ぐあまり 道を踏み外さなければいいのだけど... 未熟なことは 罪ではないのに

 

あぁ...考えてみれば当たり前なんですけど、忘れがちなことのような気がします。何かを始めようにあたって、最初から上手くできないなんてふつうですよね。もちろん才能の差はあれど、序盤での差異なんてあとから見れば微々たるものです。たいていは。メッシだって最初から今のようなドリブルができたわけじゃないし、前澤社長だってきっと最初から何をすれば売れるなんてハッキリわかっていたわけじゃないと思う。そんなことは皆知ってる。

そしていつだって俺たちの足を引っ張るのは、最初から上手くできないことではなくて、上手くできない自分を周りに見せることを、恥だと、罪だと思ってしまうこと。

せっかく頑張って英語の教材をそろえて懸命に勉強したのに、「まだ完璧にしゃべれないから」と、本物の外国の人と会話するのを拒絶したり。頑張って練習しているのに、「まだ勝てるかわからないから」と大会に出るのを躊躇ったり。

周りに未熟さを見せてはいけないという強い固定観念が、「経験」という最上の教材を手にするチャンスを俺たちから奪っていく。いくらシュート練習をしたところで、まずは試合に出なきゃ、そして試合でシュートを撃たなきゃ、何にもならないというのに。

 

新しいことを始めるとき、よく周りに言われること。

そんなのやったこともないのに、無理でしょ」と。

俺の父さんも、似たようなこと言ってたなあ、昔。でも、この言葉だけは論として破綻してると思うんですよね。本気で。やったことないのに、なんで無理だとわかるのか?すぐにつまずく?当然でしょ、初めてやるんだから。資本主義は実績がモノを言う世界だから、そういう意見もよくわかるけど、どこに実際に経験をせずに実績を得る奴がいるんだと。手を伸ばすしかない。どれだけ未熟でも。やってからしか分からない。無理かどうかは。

 

今でこそ物凄い人だって、みんな最初は未熟だった。未熟であることを恥じて、動けなくなってしまったら、そんな悲しい事はないでしょうね。

それともう一つ付け足すと、未熟だと人に思われたくないって感情、もちろん俺もあるけど、これ本当に取らぬ狸の皮算用。周りの人が、未熟な俺を覚えてるワケないから。学生の頃にやった部活の試合、相手チームのエースならなんとなく覚えてるかもだけど、控えの選手、ミスした選手なんか覚えてない。自分は常に自分を中心に考えるけど、それは周りの人も一緒。自分のことばかり見てる他人なんて存在しマセンから。周りの目を気にするなら、それこそ実績を得てからにしましょう。

 

俺だってこの文章力とフォーマットでブログ世間に出してるんですから。安心して下さいね。

やってたらいつか上手くなると信じてるヨ((;゚ロ゚)

 

りょーごくでした。

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