漫画とアニソンのある生き方。

俺が震えた漫画やアニソンの一節をご紹介ッ!

この世に生まれ落ちて命をどう使うか・・・

お久しぶりです。りょーごくです。

ド深夜に。明日仕事なんですけどね。

 

今日は久々だし色々あって気合い入れて書くぞっ。

先日惜しまれつつ完結し、展示会に実写化にと大盛り上がりの「ゴールデンカムイ」から。俺もね、もちろんドはまりしましたよ。この前の連休この漫画読むために溶けてったからに・・・(;゚ロ゚)

 

上記の台詞は、戊辰戦争を生き残った老いぼれ、元新撰組鬼の副長こと土方歳三の台詞。セリフというよりは、ふと漏れ出た心情吐露、ってカンジでしょうか。土方も当然、まァ目的があって主人公達と同じように金塊を狙うわけですね。その行動の根底には、こんな「士道」があったわけで。

 

この世に生まれ落ちて命をどう使うか・・・私はそれでいい

 

明日が簡単に来るようになり、長生きすることが当たり前になった現代の日本人にはなかなか理解しがたい、「命を使う」という感覚。ふつう俺たちにとっては、命とは「守るもの」であり、「延ばすもの」であると思う。人生とは長生きするべきというのが常識で、命あっての物種とはまあよく聞くモンです。

でもまあ、業火と混沌に包まれた歴史の激動期を奔った男達にはもはや「命」というものの捉え方が我々のそれとはまったく違うわけで。命は使うモノ。人生のどこかに、その命を張るに値する瞬間が訪れることをきっと本能的にわかっていた。だからこそ、そのチャンスには、全身全霊突っ込んでいく。風のような生き方ダァ・・・

 

食いっぱぐれないよう、失敗しないよう、安定した人生を求めるのももちろん良い。てかそれ自体容易なことじゃないし、だからこそ今の平和な時代でも、多くの人が苦しんでるわけですからね。だけど俺は、やっぱり、どっかで「命を使う」という感覚を、忘れたくないンス。寿命を延ばすことに必死になるあまり、その物種を蒔くチャンスすら見失ってしまうのは、少々さみしい。こんだけ美しく面白い世界に、たまたま奇蹟のように生まれ落ちて見せたんです。このたった一つの命を懸けて、俺は人生を奔りたい。

命を使うべきデカい場面が、俺には用意されているんだ」なんて思いながら生きていくのも、なかなかロマンがありませんか。きっと史実の土方歳三も、そんなようなことを思っていたんじゃないかと、そう思います。

 

貴方にも、きっと生まれ落ちた意味がある。そんな使命を背負って歩ける余裕ができたら、またこの言葉を思い出してほしいです。

りょーごくでした。

youngjump.jp

 

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